# 変数
プログラミングにおける変数とは値に名前をつけて、その名前で取り出されるデータの値を識別するものです。
# 変数の宣言
Pythonで変数を宣言するには名前と値をイコールで繋ぎます。
height = 720
以上のコードによって、720という値にheightという名前がつきます。これを変数定義と呼びます。
変数は名前が固有であれば複数定義することができます。
width = 1280
以下のコードをコンソールで実行してみましょう。
height = 720
width = 1280
print(height,width)
実行結果
720 1280
# 変数の代入
すでにheightとwidthには値が代入されていますが、その値を上書きするように値を入れることができます。
以下のコードをコンソールで実行してみましょう。
height = 1080
print(height,width)
実行結果
1080 1280
widthは変更していないのでそのまま、heightのみ変更された値が出力されています。
# 変数の参照
すでにprint()にて変数の参照を行なっています。
このように、名前を指定することによってその名前に結びついた値を出力することができます。
なお、存在しない変数を参照した場合はエラーが発生します。
>>> print(nonexistvar)
Traceback (most recent call last):
File "<stdin>", line 1, in <module>
NameError: name 'nonexistvar' is not defined